ホロライブのオーディションに挑戦しようとされている皆様、あるいは現在選考の真っ只中にいる皆様。 日々、配信を見るたびに「自分もあのステージに立ちたい」「たくさんの人を笑顔にしたい」という強い気持ちを抱いていることと思います。 しかし、同時に、胸の奥には大きな不安があるのではないでしょうか。
「自分なんかが受かるのだろうか」 「他の応募者はもっとすごい経歴を持っているのではないか」
分かります。夢が大きいほど、そのプレッシャーは計り知れません。 ですが、安心してください。今や多くの方に愛されているホロライブのタレントの方々も、同じように悩み、このオーディションを乗り越えてきたのです。
今回は、我らがホロライブの一員である夏色まつりさんが語ってくださった、貴重なオーディション体験談とアドバイスを紐解きながら、あなたの不安を吹き飛ばし、合格への道筋を照らすためのヒントを、いちリスナーとして情熱的にお伝えしたいと思います。 まつりさんの言葉には、審査を通過するための本質が詰まっています。この熱意を受け取ってください!
第1章:なぜホロライブでなければならないのか?——魂の熱量を伝える秘訣
多くの方が抱える悩みの一つは、「自分の経歴や特技をどうアピールすれば良いのか」という点ではないでしょうか。 趣味やスキル、過去の活動実績を並べ立てたくなりますよね。もちろん、それらは努力の証です。
しかし、夏色まつりさんは、オーディションにおけるアピールの本質はそこではないと、深く示唆されています。
経歴よりも「あなた自身の心」を問う
まつりさんは、ホロライブやホロスタのオーディションを受ける人、応募しようとしている人へのアドバイスとして、非常に重要なポイントを挙げています。
ホロライブじゃないとダメな理由が
ちゃんと言えればいいんじゃないでしょうか
これは 別にホロライブだからとかじゃなくて
オーディションあるあるなんだけど
普通の面接とちょっと違うのが
例えば自己アピールで
「こういう経験をしました 」
「こういう風な経歴があります 」
で ?ってなるんだよね すごい真面目な話
オーディションを受ける時に
こういう経験を得て 何を感じたの どう思ったの
それによって あなたはどうなったのって
いうところが 知りたいんだよね
この言葉、深く心に刻んでください。審査員が知りたいのは、あなたが経験を通じてどう変化したか、その内面に何が起きたか、という「あなた自身のストーリー」なのです。
経歴自体は、
経歴なんて履歴書に書けばいいじゃん
何年何月に なんかの資格を取りました
見ればわかるじゃん それを言わなくてもいい
と、まつりさんが語る通り、紙面で確認できる情報です。重要なのは、その経歴をどう活かして、ホロライブで何を成し遂げたいかという未来への熱意です。
夢を実現するための具体的なビジョン
オーディションの核心は、「なぜ個人ではなく、ホロライブという箱で活動したいのか」という問いに答えることです。
それを活かして こういう事がしたい
でも1人じゃできないからここに入れてください
ってことなわけじゃん だって別にvtuberなんてさ
個人でも やってる人いるじゃんていうこと
でもホロライブがいいんでしょ
これは本当にその通りです。VTuber活動は個人でも可能ですが、あなたはホロライブを目指している。その特別な理由を明確にする必要があります。
もし、ホロライブのライブを見て感動したのなら、ただ「感動しました」で終わらせてはいけません。
なんでその中で 例えばライブを見て感動してくれたんだったら
ライブのどういうところに感動したんですか
私も ああいうライブ がしたいんだったら
ああいうライブの中で 自分はこういうパフォーマンスをしていきたい
例えばダンスが得意なんでダンスの中でも
こういうジャンルをやっていきたいとか
そういうのが ちゃんと言えるシーンを持った人がいいんじゃないかな
ってまつりだったらそういう人を撮りたいなって思う
このアドバイスは、あなたの情熱を具体的な「行動計画」に落とし込む作業を求めています。 例えば、あなたが配信でリスナーとの一体感を大切にしたいのであれば、「ホロライブの〇〇さんの雑談配信で、コメント欄との掛け合いを見た時に、自分もあのような暖かい空間を作りたくなった。特に、自分の特技である〇〇を活かして、リスナーと共同で〇〇な企画を実現したい」といった具体的なビジョンが必要です。 未経験であっても、どのような夢を描き、そのためにホロライブのリソース(技術力、仲間、箱のブランド)をどう使いたいのか、熱く語れることが何よりも大切なのです。
あなたが持っている「推しへの愛」を、具体的な「自分が成し遂げたいこと」に変えて、ぶつけてください!
第2章:面接・オーディションでの振る舞い方——印象に深く残るための戦略
オーディションや面接では、必ずしも一対一とは限りません。複数人で同時に審査を受ける場合もあります。大人数でのオーディションは特に緊張しますが、ここでどう振る舞うかが合否を分ける大きなポイントになります。
「4人のうちの1人」になることの重要性
まつりさんは、大人数でのオーディションや面接のポイントについて、非常に実践的なアドバイスをされています。
4 人のうちの 一人になりなさいってことですね
3/4にならないことが大事なんですけど
これはつまり、他の3人と同じような回答をして、その他大勢に埋もれてしまってはならない、ということです。審査員に「ああ、この人は他の人とは違う」と印象づける必要があります。
まつりさんは具体例を挙げて説明してくださっています。例えば「最近感動したこと」を質問されたとしましょう。
そうなると印象に残るのは
2番目に話した人だよねっていうことになるから
前の人が何を話したかちゃんと聞くこと
前の人が映画Aで感動した、次の人が家族の話をした、3人目も映画Bで感動した、4人目がドラマで感動した、という状況で、個性的で感情的な話をした2番目の人が記憶に残るという分析です。 これは、前の人の話を踏まえつつ、自分の回答を調整し、他者とは異なる角度から自分を表現することの重要性を示しています。
話を聞く姿勢こそが協調性の証
さらに、まつりさんは、自分が話していない時の振る舞いについても、非常に具体的なテクニックを教えてくれています。
まつりが意識してるのは
聞いてるアピールをする審査員の人の話だけじゃなくて
大人数の面接とかオーディションとかでも
例えば私はこういう経験をしてこういうことを思いました
みたいな話をしてる時になるべく口角を上げて
そうなのなるほどねーみたいな感じで
ちょっと頷いてあげたりとか
そうすると あ この人は自分の話をしに来ただけじゃなくて
周りの話も聞ける人なんだってなるから
まあそういうのも大事かな
自分が話してる時以外も
こうオーディションとか
面接だと思った方が
いいんじゃないかなと思います
これは、ホロライブという「チーム」で活動する上で、あなたがどれだけ協調性を持ち、周りのメンバーやスタッフを尊重できる人物であるかをアピールする絶好の機会です。 ホロライブは、多くのタレント、クリエイター、運営スタッフが関わり合って成り立っています。自分語りをするだけでなく、他者の意見に耳を傾け、共感し、ポジティブな態度を示す姿勢は、社会性やプロとしての資質を評価されます。
あなたが真摯な態度で、他の応募者の話に「なるほど!」と頷き、少し口角を上げて聞いている姿は、審査員に「この人は、チームの一員として明るく貢献してくれるだろう」という強い期待を抱かせるでしょう。 緊張している時こそ、少し意識的に笑顔を作ってみてください。それは、あなたの熱意と人柄を伝える強力な武器になります。
第3章:履歴書で運命を切り開く!——目を惹くビジュアルとポテンシャルの「匂わせ」
オーディションの第一歩は、多くの場合、書類選考です。履歴書はあなたの最初の分身であり、ここで審査員の目に留まらなければ、面接の機会すら得られません。
「書類なんて真面目に書けばいい」と思っていませんか? まつりさんは、審査員がパラパラと多くの書類を見る中で、いかに自分の書類を際立たせるか、その工夫の重要性を説いています。
文字を大きく!元気と情熱をビジュアルで伝える
まず、まつりさんが提唱された、非常にユニークで効果的なアドバイスがこちらです。
履歴書の文字をでかくしてください
これは一般的な就職活動の常識とは異なるかもしれません。しかし、オーディションという舞台では、あなたの個性と情熱を瞬時に伝えることが求められます。
この面接の時わかんないけど
オーディションの時すごい大事で
履歴書ってパラパラパラパラって見られるのね
んっ?て目に留まるの
そんだけでも大事
これめっちゃ大事
特に元気系で明るいですってやりたい人はこっちをお勧めする
このアドバイスは、特に「元気で明るい」キャラクターを目指す方にとって、最強の戦略です。 審査員が大量の書類をチェックする中で、あなたの履歴書だけがパッと目を引く。それだけで、あなたの持つ「熱量」が伝わるのです。
字が自信ない人だっているじゃん
そういう時はもうこっちにしなさいそれがいい
そうすると絶対目に止まるし
スタートラインに立てます
たとえ字に自信がなくても、文字を大きく、力強く書くことで、あなたの意気込みや情熱を視覚的に伝えることができます。これが「スタートライン」に立つための第一歩、つまり書類選考通過の可能性を高める重要な鍵なのです。 就職活動ではない、オーディションだからこその必勝法、ぜひ実践してみてください!
特技はすべて見せない!期待感を高める「匂わせ」戦略
履歴書には、自分の特技やスキルを書き込む欄があります。ここで全部を出し尽くしてしまうのはもったいないと、まつりさんは語ります。
あ、この子もっとあるのって
思わせるのが大事だと思います。
就職は知りませんけど
オーディションだったらこういっぱい
こういうことができます
ああいうことができますっていう中で
もっとあるんじゃないかって掘り下げたくなるような
匂わせをしておくといいと思います
これは、あなたの「ポテンシャル(潜在的な能力)」を最大限にアピールする高度な戦略です。 「この特技はすごいけど、他にも何か隠し持っているのではないか?」と審査員に思わせることで、面接でさらに詳しく話を聞きたい、という動機付けになります。
例えば、ピアノが得意なら、ただ「ピアノ」と書くのではなく、「即興でのBGM制作が得意です(詳しくはお話しさせてください)」のように、少し踏み込んだ表現をすることで、審査員があなたの魅力を掘り下げたくなるような余白を残すのです。
ホロライブは、新しいチャレンジや進化を続ける場所です。 「この応募者は、まだ見せていない引き出しをたくさん持っていて、今後大きく伸びそうだ」という期待感を与えることができれば、合格に大きく近づくでしょう。
第4章:不安を力に変える——夢への情熱と「受かる確率」への向き合い方
ホロライブのオーディションは、非常に狭き門です。挑戦者の誰もが「受かる確率」について考え、不安を感じるでしょう。しかし、まつりさんのアドバイス全体を通して伝わってくるのは、テクニック以上に重要な、心の持ち方です。
全てを凌駕する「熱量」
まつりさんは、最後にこう締めくくっています。
まあ熱量は大事なのかなーって思います
オーディション
頑張ってください 受ける方は
熱量。これこそが、全ての不安を打ち消し、あなたの個性を輝かせる源です。
正直なところ、「受かる確率」は誰にも分かりません。何千、何万という応募の中から選ばれるのは、ごくわずかです。 しかし、その確率に怯えるのではなく、「ホロライブに入りたい!」というあなたの純粋で強烈な情熱を、いかに審査員に伝え切るかに集中してください。
経歴が浅い、あるいは未経験であるからといって、決して諦める必要はありません。ホロライブで活躍されている方の中にも、プロとして活動を始めたのはホロライブに所属してから、という方は多くいらっしゃいます。 重要なのは、過去の実績ではなく、「これから何をしたいか」という未来への展望と、それに賭ける熱意の大きさです。
• 不安な時こそ、自己分析を深める:
◦ なぜ、今、ホロライブなのか?
◦ ホロライブで、あなたは具体的に誰に、何を届けたいのか?
◦ あなたの持つ「経験から得た感情」は、どのように人々の心に響くのか?
この三つを徹底的に掘り下げ、まつりさんが教えてくださったように、自分の言葉で、自分のストーリーとして熱く語れるように準備してください。
オーディションは、あなたという人間が持つポテンシャルと、夢への真剣さをプレゼンテーションする場です。自分の強みと、ホロライブへの愛を信じましょう。
まとめ:情熱こそが最強の武器
夏色まつりさんの体験談から学べる、合格に近づくための3つの鍵を再確認します。
1. 動機は深く、具体的に: 経歴ではなく、「その経験から何を感じ、ホロライブで何をしたいのか」を語り尽くす。ホロライブでなければならない理由を明確にする。
2. 周りを尊重する姿勢を見せる: 集団面接では、ただ自己主張するだけでなく、他の人の話にも耳を傾け、協調性を示す(頷き、口角を上げる)。
3. 目を惹く工夫をする: 履歴書の文字を大きくし、自分の情熱を視覚的に伝える。特技は「匂わせ」て、面接への期待感を高める。
あなたがホロライブの扉を叩く理由は、きっと、誰かを笑顔にしたい、誰かの心を動かしたいという純粋な願いに基づいているはずです。その願いを、情熱というエネルギーに変えて、審査員に届けてください。
ホロライブを愛するいちリスナーとして、あなたの成功を心からお祈りしています。 頑張ってください、未来のホロメン!私たちはあなたの輝きを楽しみに待っています!
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